寿司   No.056

 

昔テレビで、海外の寿司屋を紹介する番組があった。

番組の中では、外国人が握る奇想天外な寿司が紹介されていた。

 

それらの寿司はいずれも日本人が見たこともない物ばかりで、VTRを見た後にスタジオにいる芸能人達が「あんなものは寿司とは呼べない。邪道だ。日本の食文化を馬鹿にしている」などと怒っていた。

 

その時は私もテレビを見ながら、日本の寿司という伝統な食文化が間違って伝わっていることを嘆いたものだ。

テレビを見ながら「変な具材を使うな」とか「変な調理法をするな」とかツッコンだ記憶がある。

 

その当時は私や芸能人だけではなく、多くの日本人がその番組を見て、日本の寿司が汚されたと感じ怒りを覚えたことだろう。

 

しかし、時は流れ現在。

 

日本人は自らすすんで変な寿司を作っている。

 

回る寿司屋に行けば、伝統的な和食を重んじる方々は腰を抜かすに違いない。

 

今日本では、寿司にミートボールがのっている。

 

他にもローストビーフ、ちくわの天ぷら、ツナマヨ、牛カルビなどがのせられている。

 

普通のエビの寿司が来たかと油断して取ろうとすると、アボカドがのせられエビアボカド寿司になっていたりする。

 

最近では寿司ネタがチーズとバジルをかけられ、更に炙られている事も珍しくない。

 

そして、それらのヘンテコな寿司を皆な幸せそうに頬ばっているのだ。

 

かつて変な寿司を外国人に作られた事を怒っていた日本人は、一体何処に行ったのだろう?

 

はっきり言って、あの時テレビで外国人が作っていた寿司の方が、まだ本来の寿司に近い。

 

だって上にハンバーグがのっているんだもん!

 

まぁそもそも、海外の食文化をアレンジしまくっている日本人が、文句を言う方が初めから間違いだったのかもしれない。

 

ちなみに私は回転寿司屋に行った時に必ずたのむ物がある。

 

フライドポテトと茶碗蒸、そしてエビアボカド寿司だ。

 

エビアボカドは2回は注文する。

 

外国人よ、日本食を好きにアレンジしたまえ‼

 

 

 

 

 


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